ご由緒・ご祭神

見付天神 矢奈比賣神社の由緒

 当神社の正式名称は、「矢奈比賣神社(やなひめじんじゃ)」といいます。

 往古より「見付のお天神様」として親しまれ、学業成就・健康守護・安産子育て・縁結びの神として崇敬を集めてきました。

 その創立年月は不詳ですが、延喜式内社に列しています。

 「続日本後紀」には、「承和七年六月戊辰(840)奉授、遠江国磐田郡無位矢奈比賣天神従五位下」と記述されています。

 また、「日本三代実録」には、「貞観二年正月戊寅(860)詔授、遠江国従五位上」とあり、それぞれ神階を授けられています。

御祭神・御神徳

主祭神 矢奈比賣命(やなひめのみこと)

 主祭神である「矢奈比賣命(やなひめのみこと)」は、女性の神様です。古来より祀られてきた神様で、1300年以上の歴史があります。

 御神徳は、五穀豊穣・安産・子宝・子育て・縁結び等です。

相殿 菅原道真公(すがわらのみちざねこう)

 相殿の「菅原道真公(すがわらのみちざねこう」)は、お天神様とも称されています。太宰府天満宮や北野天満宮にも祀られている神様です。

 当神社には、一条天皇正暦四年癸巳(993)八月十一日に勧請奉祀されました。

 御神徳は、学業向上・受験合格・文墨上達等です。

霊犬 悉平太郎(れいけん しっぺいたろう)

 当神社の境内社である霊犬神社(れいけんじんじゃ)には、「霊犬 悉平太郎(れいけんしっぺいたろう)」をお祀りしています。

 見付の町を苦しめた妖怪を退治した功績により、犬でありながら神様として祀られた全国的にも珍しい神社です。

御神徳は、悪い怪物を退治したことから、厄除け・災難除け・勝負に勝つ等です。

 犬を祀っている神社であることから、近年ではペットの健康祈願に御利益ありと参拝される方が多くいらっしゃいます。

 また、この悉平太郎(しっぺいたろう)は、磐田市のイメージキャラクターである「しっぺい」のモチーフにもなっています。

 しっぺいオフィシャルサイトはこちら

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