清めの塩・清めの砂

なぜ見付天神で「清めの塩」「清めの砂」なのか。

 ここでは、見付天神で頒布している「清めの砂」「清めの塩」について記述しています。

理由その1 方角の災いを防ぐ神社

 見付天神は、遠江国国府の北東に鎮座しています。北東は「鬼門」とも呼ばれ、さまざまな厄災を防ぐために清浄を重んじる方角とされてきました。

 また東海道の宿場である「見付宿」の入口に鎮座することから、氏子をはじめ、多くの旅人達の安全を見守ってきました。

 このように見付天神は、古くより地域を守護する役割を担ってきたと考えられています。現在では、鬼門封じや方災除け等のご祈祷も行っており、方角に関する災難を防ぐご利益があります。

理由その2 危難除けの神社

 見付天神は、「霊犬悉平太郎伝説」の舞台となっています。この伝説は、町の人々を苦しめていた怪物を倒した、英雄犬のお話です。そのことにより、災厄に打ち勝つ「危難除の神」として信仰されてきました。

理由その3 清浄を極める神社

 見付天神の例祭は、重要無形民俗文化財「見付天神裸祭」です。この祭りは清浄を極めた祭典としても有名です。

 八日間に及ぶ祭礼期間の中で、氏子達が海で潔斎する「浜垢離」という行事が行なわれます。海で身を清めた人々が、神事を行った浜の砂を持帰り、自宅の敷地に撒いて清めるという風習が古くから存在しています。

 以上のことから、見付天神で授与している「清めの砂」・「清めの塩」は共にその効果が期待できると古来より信仰されています。

清めの砂・清めの塩

 見付天神のご神前でお祓いした砂と塩となります。「清めの砂」「清めの塩」は、敷地に撒いてお清めにご使用ください。特に「清めの砂」は、玄関や鬼門等の気になる方位や、トイレ等お清めしたい場所の盛り塩としても使用することができます。

恵方砂・恵方塩

 見付天神のご神前にて特別な期間にお祓いした、陽の気を取り入れた塩・砂となります。元旦から立春までの期間にご使用いただきます。屋外にて使用する場合は、敷地の恵方に撒いてください。屋内で使用する場合は、清浄な器に盛って恵方に置いてください。神様のご利益がありますように、一年間の開運招福をお祈りしましょう。

数に限りがございます

 塩や砂は十分に清めた上で、ひとつひとつを丁寧に包装するため、一度に授与できる数に限りがございます。多数をご入り用の場合は、事前にお電話等でお問い合わせください。

天の盃

 「天の盃」は、盛り塩や盛り砂で使用することが出来る盃です。こちらは見付天神の「天」を朱書きしたもので、ご神前でお祓いした器となります。なお、こちらの盃は神社から撤下された御神酒をいただくときや、直会をはじめとして、いろいろな行事やお祝いをする際の「乾杯の盃」としてご利用いただいても差し支えはございません。

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