ここでは、令和の大改修 見付天神屋根葺き替え事業について記述しています。
銅板撤去(3月3日)
工事は順調に進み、屋根をおおう銅板の撤去作業が始まりました。
一度作業が進み始めると早いもので、3月2日からの作業で、拝殿の前面はほぼ銅板が取り外されました。
御神木 樹勢回復作業(3月4日)
見付天神の「御神木(ごしんぼく)」は、「ヒノキ」です。樹齢はゆうに400年を数えると伝えられています。
この御神木は、長年の風雨にさらされ、残念ながらやや北側に傾いています。同時に、御神木の東側に伸びる「根」は、長い間むき出しとなっており、地表にさらされ続けてきました。
そこで、今回は御神木の根を保護するための作業を行うこととなりました。
具体的には、現状の石垣や玉垣を撤去して、御神木東側の根周辺に土をいれて、囲いの拡張工事を行います。拡張した後は、また石垣や玉垣で周囲を囲むものと思われます。(おまかせで作業をお願いしていますので、設計図は職人達の頭の中にあります。)
木にとって、根の周辺を踏み固めてしまうことは、樹勢を弱める原因のひとつだそうです。
囲いを広げて、根を保護することで、御神木がまた元気になりますように。
ちなみにこの工事は、神社の宮仕えの皆さんが頑張って作業してくださっています。
屋根 北側の銅板撤去(3月5日)
拝殿の銅板撤去作業。
正面側は終わり、背面(北側)の銅板撤去作業も進んでいます。
ちなみに撤去作業中の銅板はこんな感じ。
棟の銅板撤去(3月6日)
屋根の銅板撤去作業も順調に進んでいます。
本日は、屋根の棟部分の銅板が撤去されました。